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2021/08/02アクセサリーのお手入れと保管方法(貴金属編)

時計・アクセサリー 手入れ

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アクセサリーのお手入れと保管方法(貴金属編)

今回は大事なアクセサリーを綺麗に保つために、ゴールド、プラチナ、シルバーアクセサリーのお手入れと保管方法をご紹介いたします。日頃身に着けているアクセサリーですが、もっともっと長く、輝いていてほしいと思いませんか?   パッと見綺麗でも、よくよく見てみると知らない間に傷やくすみ、汚れがあってガッカリという事もあります。宝石など付いていない貴金属のみのアクセサリーですが、最もプレーンで基本的な内容ですので、宝石の付いたブランドジュエリーなどに使える内容もあります。   今回の内容をマスターすれば今までよりもぐっと長く綺麗に楽しむ事が出来ますよ。自分を着飾ってくれるアクセサリーはいつまでも輝いていて欲しいもの。ぜひお気に入りのアイテムを長く楽しんでくださいね!

  • ゴールド、プラチナジュエリーのお手入れ方法

    ゴールド、プラチナジュエリーのお手入れ方法
    まずはゴールドとプラチナのお手入れ方法です。両方とも貴金属として扱われており、その輝きと上品さは単品でジュエリーとして成り立ちます。お手入れと言っても、特に難しい事はありません。それがゴールドとプラチナの一般的な部分での大きな特徴です。

    ゴールドとプラチナは、難しい話ですが非常に安定した元素で出来ています。他の物質と結びつきづらいため、酸化せず、硫化せず、柔らかく加工しやすい事から昔から使用されてきました。この特徴から、基本的には使用した後に柔らかい布でふいてあげるだけで日頃のお手入れはばっちりです。

    少し汚れたな、と思った際には、洗剤を溶かした暖かいお湯の中に入れてバシャバシャ動かしたり、柔らかい歯ブラシで綺麗にしてあげると簡単にきれいになります。基本的に磨く必要は無く、キズが多くなって来たら磨き用のクロスで磨く程度で良いでしょう。

    注意が必要なのは、ホワイトゴールドです。金は元々、金色というように色が付いています。ホワイトゴールドはプラチナのような色をしていますが、金と他の金属を混ぜてプラチナに近づけた後に、パラジウムなどでメッキしてつくられています。日頃から磨きクロスなどで磨いていると、メッキが取れてしまい黄色みがかった色になってきますので磨きすぎは厳禁です。

    毎回ピカピカにしたいと磨かない様気を付けましょう
  • ゴールド、プラチナジュエリーの保管方法

    ゴールド、プラチナジュエリーの保管方法
    次は保管方法です。金属だからとひとまとめにして保管していたりしませんか?綺麗に保ちたいと思うなら、必ず1点ずつ分けて保管しましょう。

    貴金属であるゴールドやプラチナは、上記にもあるように、柔らかく加工しやすいのが特徴です。この柔らかいという部分が曲者で、他の物とこすれたり、ぶつけたりすることで簡単に傷が付いてしまいます。純金は爪を立てると跡が付くという話は有名です。

    保管するときに、ひとまとめにポンッと置いてしまうとそれだけで傷が付きます。更に探している間にガシャガシャとこすれて傷だらけになることも。ネックレスなどは絡まってしまい、解くときについ力が入って切れてしまう事もあります。出来るだけ1つずつ分けて保管してあげましょう。

    市販のジュエリーボックスを使用するのは非常にgood!そこまでお金をかけたくない。という方は1つ1つを厚手のチャック付きビニール袋に入れて出来るだけ重ならないようにまとめるというのもありです。少し手間だと思うかもしれませんが、1度入れてしまえば、次に使う時には1個2個使う程度だと思います。それをまた戻すだけです。

    後の方にも記載しますが、ブランドなどで新品磨きをする金額を考えれば悪くないと思いませんか?
  • シルバージュエリーのお手入れ方法

    シルバージュエリーのお手入れ方法
    次にアクセサリーで使用される金属の中で圧倒的に数の多いシルバーです。

    シルバーのお手入れで非常に効果が有り、かつお金もかからない素敵な方法があります。それは頻繁に身に着けることです。もちろん身に着けた後しまう前に柔らかい布で拭く必要はありますが、長持ちしますし、輝きを保てます。

    シルバーは特性上硫化していくアクセサリーです。これは空気中の硫黄や皮脂、汗などと結びついて黒くなっていく現象です。日頃から身に着けていれば、表面は擦れて結びついたそばから綺麗になり、乾いた柔らかい布で拭きとることでピカピカになります。

    保管していて黒ずんできたな、という場合や、表面の小キズが気になるなと思った際には磨き布で磨くだけで綺麗になります。ホワイトゴールドなどと違い表面にメッキは無いので日頃から磨いても大丈夫ではあります。ただ磨く=非常に薄く削っているという状態ですので、ずっと磨いていると潰れてしまうかもしれません。神経質に磨かず、拭き取る程度にしましょう。

    皮脂などの汚れはゴールドなどと同じように、中性洗剤を溶かしたお湯で洗えば落ちます。

  • シルバージュエリーの保管方法

    シルバージュエリーの保管方法
    シルバーの保管方法は、使った後に綺麗に拭き取ってから保管する事です。と言ってもゴールドやプラチナのように神経質になる必要はないかもしれません。キズ等も一つの味として捉える人もいる為です。ただ、ブランドジュエリーで綺麗に保ちたい!というのなら1つずつ分けて保管しましょう。

    この際にシルバー特有の注意事項があります。ゴールドやプラチナは特性上他の物と保管しても良かったのですが、シルバーは硫化します。ゴム製品や、一部の紙などには硫黄が含まれているため、一緒に保管していると気が付いた時には真っ黒。という事も考えられます。

    ジュエリーボックスに保管する際も、使用している接着剤によっては硫化を進めてしまうという事もあります。出来るだけ使用した後は拭いた後、チャック付きの袋に入れて、出来るだけ空気を抜いて個別に保管しましょう。

    よく使うものは、市販されているプラスチックの薬入れ、ピルケースなどもおすすめです。接着剤を使っていない物が殆どですので安心して使用できます。ネックレスなど絡まりやすい物は薄紙に巻いて中に保管します。
  • 最後に

    最後に、長く使用していて、「買った時と比べると傷だらけでちょっと嫌。」「味が出たけどくどいかも。」という事が起こってくると思います。新しく買い替える人もいらっしゃり、それはそれでありかもしれません。丁寧に丁寧に長くご使用になった方は満足したかもしれません。
    でも、もっと使いたい。という人もいるはずです。深い傷などはクロスで磨いても落ちません。キズ以外がピカピカになり傷が目立つ事もあります。こうなってしまうと諦めたくなるかもしれません。

    でも、まだあきらめるのは早いです。長く愛用していたアクセサリーをピカピカにする方法があります。お金はかかりますが、新品磨きを依頼するという方法です。各ブランドアフターサービスで有料ではある物の、新品磨きを行なってもらえることが殆どです。

    また、各ブランド以外でも磨きを行なってくれる一般のお店は多くあります。キズが多くてあきらめていたアクセサリーも見違えるでしょう。

    ブランドやアイテムによって大きく違いますが、5000円程から行えます。ただし磨いているため、刻印などが消えていくことも考えられます。1度くらいなら磨いても問題無いですが、頻繁に依頼するのはやめておいた方が吉。そこまで愛用したなら買い替えもありかもしれません。

    エコスタイルでは傷ついたアクセサリーでも査定可能です。次のアクセサリーを買いたい!という時にはお気軽にご相談くださいませ。
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この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
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    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    吉本訓典AACD協会基準判定士、リユース営業士
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    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
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