2016/07/26英国紳士を代表するブランドスーツラルフローレンの歴史について

英国紳士のたしなみを表現するブランド、ラルフローレン。

ラルフローレンは日本でのイメージはポロシャツという方が多いブランドですが、もともとはネクタイから始まったことをご存じですか？

今回はラルフローレンの創業の歴史や、人気になった理由をご紹介いたします。

• ラルフローレンの名は”ネクタイ”から広まった

  
  イギリスの紳士が馬に乗ってポロを楽しんでいる、まさにその最中の姿をロゴマークにしているラルフローレンはネクタイのデザインを考案したことから始まりました。
  
  ラルフ・ローレンはデザイナー自身の名前で、彼が28歳のときに「Polo」という名前で新しいタイプのネクタイを製作し、ポロは今でもブランドの主要レーベルとなっています。
  スポーツ好きだったラルフは英国屈指のスポーツで、国際的にも有名なポロをモチーフに選んだのです。彼がPoloを立ち上げた当時は流行りにのっていなかった”幅が広いネクタイ”は質の良い生地を使ったハンドメイドで多くの男性から支持されました。
  
  開業してから1年で高級服メーカーのPaulStuartや高級品デパートのNeimanMarcusとの取引に成功して売り上げを伸ばしました。ネクタイがラルフローレンに繁栄をもたらしたのです。

• スーツやシャツも仲間入りしたコレクション誕生

  
  ポロシャツと聞けばこんな感じの洋服だと容易に想像できる人が多いのではないでしょうか。ラルフローレンの知名度の高さを物語りますよね。
  
  Poloラルフローレンの店舗が1969年にニューヨークのデパート内に初めて完成して、ネクタイから出発したブランドですが、男性用ウェアの商品の数が増えて、スーツやシャツやスポーツウェアを取り揃えます。
  ヨーロッパの服飾の伝統にアメリカのライフスタイルの特性を交えたいと考えるラルフ・ローレンの「アンコンストラクテッド・スーツ」は、ファッション誌が選んだ最も優秀な服に贈られるCoty賞を受賞しました。アンコンストラクテッド・スーツとは、裏地を省いて身体に柔らかくフィットする仕立てに作られたスーツのことで、このソフトスーツは業界では前例を見ないデザイン性ではあったのですが、スーツを愛用する人々からは絶賛されたのです。

• カジュアル服はドレスよりも美しい？！女性向けラルフローレン

  
  メンズ用品をもっとトレンディにするためにデザイン業に従事したラルフ・ローレンですが、次第に女性用の服も作るようになります。
  
  彼が服を作り始めた当時は、男性のように仕立てられたシャツを女性が着られる機会がなかったので、女性たちから頻繁に服を作ってほしいと言われていたそうです。
  ボーイフレンドや夫の服を借りなくても、自分自身の仕立て服が着られるようにするために1972年にウィメンズウェアの発表をしました。
  正しい縫製の服を着れば綺麗なシルエットになり、カジュアルであっても女性が美しさを表現できたのです。
  
  ラルフ・ローレンは1989年に新聞社経営の女性と共に、乳ガンの研究センターを設立しています。2000年にはPinkPony基金というがんの早期発見や治療ケアを行うチャリティーを行うなど、服飾会社運営だけでなく女性の健康に寄り添ったブランドでもあるのです。

• 最後に

  日本ではポロシャツの人気さから、高級な普段着ブランドのイメージの強いラルフローレンですが、始まりはネクタイで、スーツなどを仕立てていることも知っていただけたと思います。
  
  ラルフローレンの知名度は非常に高く、日本で知らない人はあまりいないブランドの一つかもしれません。
  
  中古でも人気があり、エコスタイルでも買取を強化しているブランドです。販売店で人気が高く、特にポロシャツなどはすぐになくなります。買い替えの際にはぜひエコスタイルへご相談ください。

ラルフローレン買取ページはこちら

ラルフローレン カテゴリートップへ戻る

ブランド買取 TOPはこちら