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2016/04/271907〜ティファニーのデザイナーについて 

ティファニー

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1907〜ティファニーのデザイナーについて 

ティファニーの歴史を作ってきた伝説のデザイナーをみてみましょう。

  • ジーンシュランバーゼー

    ジーンシュランバーゼー
    【1907〜1987】
    ジーンシュランバーゼーは自然への深い敬意と革新的な宝石のコンビネーションが特徴的なデザイナーでした。

    デザイナー「エルザスキャパレリ」の元でアクセサリーデザイナーとして働いていました。第二次世界大戦後にアメリカにわたり運命の出会いに導かれます。アメリカでティファニーの会長に才能を発見され、ティファニーの副社長となるのです。
    とにかく生き物や花や果実などそういった自然の象徴をモチーフにして、多様な色彩と立体感が特徴的なジュエリーを多数発表していきます。
    戦後の新しい雰囲気ともマッチングし、ジーンシュランバーゼーのジュエリーは見る人たちの心を豊かにしていきました。
  • エルサペレッティ

    エルサペレッティ
    【1940〜】
    これまでご紹介した4名は宝石の伝統的な考え方の延長、宝石という概念を大きく広げた功績者のようなイメージを持っています。
    今からご紹介する女性デザイナー2名は、抜本的にジュエリーの基本を超えたジュエリーを作っていきます。現代でも目にするジュエリーのデザイン。あくまで、「石」に重きをおいていた宝石の伝統的な文化ではなく、ジュエリーとしてのデザインに重きをおいた、そんな印象を強く受けます。
    エルサペレッティはトップモデルとして活躍していました。モデル活動はもちろんの事、ファッションデザイナーとして、ジュリーのデザインも手掛けていました。そんな彼女の魅力に惹かれて1974年にティファニーと専属契約を結び、ここからエルサペレッティのコレクションが展開されます。何か具体的なモチーフではなく、自分の体験のような無形のデザインが特徴的です。

    現在のティファニーでも多く使われているバイザヤード、ハート、涙などのデザインがポピュラーです。
  • パロマピカソ

    パロマピカソ
    【1949〜】
    パロマピカソはティファニーの代表作品のデザインの名前にもなっているデザイナーです。イブサンローランのジュエリーコレクションのデザインを担当していた時もあります。1979年に、当時のティファニーのデザインディレクターだったジョンローリングがティファニーのテーブルセッティングをパロマピカソに依頼した事がきっかけで1980年に正式にデザイナーとしてティファニーに就任します。

    インスピレーションはモナコ等にある自宅でのゆっくりとした時間からきています。シンプルなのにどこか優雅な印象を受けるパロマピカソのジュエリーは現代のジュエリースタイルにマッチしていると強く感じます。
  • 1800年代のデザイナーたち

    1800年代のデザイナーたち
    チャールズルイスティファニー
    【1812〜1902】
    言わずと知れたティファニーの祖です。キングオブダイヤモンドと呼ばれた創業者ですね。
    チャールズの功績を箇条書きでまとめてみました。
    ・フランス王室の宝飾品を手に入れ、アメリカで創業
    ・メールオーダーカタログの開始
    ・銀製品を開発しパリ万博で受賞
    ・ティファニーセッティングを考案
    間違いなく、ティファニーの歴史を動かし始めたのはチャールズだと言えます。

    ポールディングファーンハム
    【1859〜1927】
    ファーンハムはアメリカンスタイルの祖として知られています。チャールズが創ったティファニーを世界的なブランドとして確立させたと言えます。
    やはり宝石はそもそもヨーロッパ王室貴族のものでした。その確固たる伝統の中でアメリカ産のジュエリーが認められるには大きな壁があったと推測されます。
    そんな中、1889年のパリ万博で本物の花に酷似した蘭のジュエリーが大きな波紋を呼びました。ヨーロッパの流行を追随するのではなく、アメリカ流の華やかなジュエリーが認められた瞬間です。
    ファーンハムはこの万博でジュエリー部門だけではなく、鉱物と宝石の展示部門、ステーショナリー部門、銀器部門、皮製品部門で賞を獲得しました。
    伝統的な宝石の文化に対して、華やかな色使いやダイナミックなデザインでティファニーのアメリカンスタイルを確立しました。

    ルイスコンフォートティファニー
    【1848〜1933】
    ルイスコンフォートティファニーはティファニーの祖チャールズルイスティファニーの息子として生まれました。ジュエリーは勿論のこと、建築物などもてがけキャリアを積みます。彼が手掛けたジュエリー以外の芸術品も美術館に展示されていたりします。
    コンフォートティファニーは自然主義的なテーマで父と同じように、ヨーロッパの芸術に追随するのではなく、アメリカンスタイルの元になりたっていました。その証拠に色石の使い方が非常に巧みで、オパール、サファイア、ムーンストーン、トルマリン等を使ったジュエリーが多くみられます。
    当時の多くの著名人がルイスコンフォートティファニーに作品の依頼をしています。今でも多くの愛好家が彼の作品を楽しんでいることでしょう。

この記事を監修した担当者

  • 吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    吉本訓典,AACD協会基準判定士、リユース営業士,エコスタイル鑑定士

広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。
    エコスタイル
    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
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